日本産科麻酔学会に出展しました
いつもありがとうございます🌈
2023.12.2(土)
大阪・千里ライフサイエンスセンター
『第127回日本産科麻酔学会学術集会』
~寄り添う産科麻酔~
今学会の会長で兵庫医科大学・麻酔科の
先生よりお声がけをいただき、
WOL in KOBE実行委員会としてパネル展示を
させていただきました。
産科麻酔学会なので、麻酔科の先生方が多数でしたが、
産科の先生や助産師さん、看護師さんもお見えでした。
展示コーナーに足を止めてくださる方々へ、
ピンク&ブルーリボンや当事者の現状などを
お話させていただきました。
当初は展示のみで、伺う予定ではありませんでしたが、
「周産期のこころの医学講座」を創設された信州大学の
村上先生と北里大学の先生との特別講演
『流産・死産と産科麻酔』
という演題があったので、これは是非拝聴したい!
と伺うことにしました。
講演は、50分という時間の半分以上を聴講者の発言に
時間を費やしてくださり、沢山の先生方がそれぞれの
病院で取り組んでいることや考えを発言されていました。
麻酔科の先生方は、産科医や助産師の皆さんと違い、
妊産婦さんとの関わる時間が限られています。
その限られた時間の中で、いかに寄り添っていくべきかを
真剣に考え取り組んでいる姿を拝見し、心強く感じました。
最後は村上先生がひろみさんを指名してくださり、
当事者としての思いや麻酔への考えを述べてくれました!
沢山の先生方に、ひろみさんの=当事者の声を届けることが
できたと思っています。
横で聴いていた私はただただ感動していました😂
医療機関への働きかけは、ハードルが高いと距離を
置いていましたが、実は私自身が勝手に距離を作っていた
だけなのかもしれません。医療従事者の皆さんは、
思っている以上に私たち当事者の事を想って
くださっているのかもしれません。
ただ、対応が地域によりバラつきがあるのも事実です…😢
←私はここでハードルの高さを感じてしまっています。。
全国どこの医療機関で流産死産のお産になったとしても、
同じサポートが受けられるような体制になってほしいと思います。
流産死産においての無痛分娩や帝王切開の麻酔は、
お産はひとりひとり違うので都度そのお母さんに
最適な方法を提案してもらえたらと思います。
深い悲しみの中、産声のない出産に挑むお母さん達は
『赤ちゃんも頑張ってるから、この子のためにしっかりと
産んであげよう、自分も生みの痛みに耐えて頑張ろう』
『産声のないお産には耐えられないので、
せめて身体的な痛みの軽減をしたい』
などという様々な思いや葛藤があります。
帝王切開も、次子のことや産後の生活を考えなければなりません
(勿論状況に応じて帝王切開しか選択肢がない場合もあります)
流産死産においての無痛分娩はリスクや費用等を含め
丁寧な説明、そして当事者が選択できるようなお産が
できればと感じました。
出産からお別れまでの限られた時間、後悔のないような
過ごし方の提案・提供そして寄り添いをしてもらえたら、
私たち当事者のその後の生き方も変わってくるのではないかと
思います。
今回は産科麻酔学会ということでしたが、
テーマである
『寄り添う産科麻酔』
「寄り添いとは何か」を、サポーターとして改めて
考える機会にもなりました。
当初個人的なお声がけでしたが、個人での参加ではなく
Wave of Light in KOBE実行委員会として参加して
本当に良かったです。
ひろみさんありがとう😄
とても心強かったです🙌
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